KINOSHITA Fe26|木下工業株式会社/会社案内パンフレット
社名変更と新工場の完成という企業の転換期に合わせ、KINOSHITA Fe26の技術力、設備規模、働く人の姿を一冊にまとめた会社案内パンフレットです。既存顧客への案内だけでなく、新規取引や採用の場でも活用できるよう、信頼性と先進性を兼ね備えたデザインを目指しました。
表紙には、実際に工場で働く社員の写真をモノクロでコラージュし、企業を支える「人」を主役として表現しています。溶接や加工、打ち合わせなど、異なる場面を細かく組み合わせることで、製造工程の広がりや、社員一人ひとりの仕事が連携して一つのものづくりにつながる様子を表しました。
配色は、新しい社名と工場の印象を象徴する鮮やかなブルーを基調に、ホワイトとモノクロ写真を組み合わせています。ブルーには、鉄鋼業としての堅実さや信頼感に加え、新しい設備と環境によって次の段階へ進む企業の先進性を込めました。英字には細身で直線的な書体を用い、鉄骨や工場設備を思わせるシャープな世界観を構築しています。
誌面の前半では、代表者のメッセージやリブランディングに込めた思いを掲載し、社名に取り入れた「Fe26」の意味と、企業が大切にする価値観を丁寧に伝えています。人物写真を大きく扱うことで、企業としての考え方を代表者の言葉と表情から感じられる構成としました。
事業紹介では、「設計・加工・組み立て・溶接・品質管理」という一連の工程を円形の図として整理。中心に企業ロゴを置くことで、各部門の技術が連携し、KINOSHITA Fe26の総合力を形成していることを直感的に伝えています。行動指針や施工実績についても、写真や地図、数字を組み合わせ、企業の姿勢と実績を視覚的に理解できるようにしました。
新工場紹介では、建物の外観を見開きいっぱいに使用し、170mに及ぶ工場のスケール感を強調しています。続くページでは、工場レイアウト、設備写真、機械の特徴、生産管理システムなどを機能ごとに整理。専門的で情報量の多い内容も、写真と文章を一定のフォーマットで配置することで、比較しながら読み進められる設計としました。
全体を通して、企業理念や人の姿を伝える情緒的なページと、設備・技術・実績を詳しく示す機能的なページにメリハリを持たせています。鉄鋼加工会社としての力強さだけではなく、人、技術、設備が結びつきながら成長を続ける企業の現在と未来が伝わるパンフレットに仕上げました。











